アルミ材への硬質クロムめっき②

アルミ材への硬質クロムめっき②

過去、アルミ材への硬質クロムめっき処理においての概要を記載しましたが、
同内容のお問い合わせをいただくことが増えたため、
弊社が得意とする内容を補足致します。


過去記事はここをクリック
アルミ材への硬質クロムめっき


一口にアルミと言っても様々な番手があります。
硬質クロムめっき処理においてそれぞれの番手に適した工程・条件を選定しなければ適正なめっき被膜は得られません。



当社が技術的にも実績でも得意とするのはA5052やADC12です。
写真は二輪用プーリーへの硬質クロムめっきです。

上記は現行量産でも日々処理を行っており、
過去5年の実績で納入不良率0%、
工程内不良率も0.0002%未満です。

立ち上げから10年以上経ちますが、
社内技術的な内容のため開示できないのが残念なほど現在の品質レベルに到達するまでは長く苦難の連続でした。

特にユーザーの安全にかかわる部品は当然のことながら品質が確実でなくてはなりません。

それを第一前提に、
㈱遠州クロムでは今後も軽量化の進む自動車や設備に対してめっきでご協力できるよう更に技術力を高めていきます。