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文字の箇所には無電解ニッケルめっきは付着していません。
まだまだ試行が必要ですが、
簡単な形状の単品物であればご対応可能です。
※ご要望が御座いましたら一度お問い合わせください
技術レポート ~無電解ニッケルめっきのマスキング~
マスキングが困難とされる無電解ニッケルめっきへ特殊コーティングによる処理を施しました!
自己触媒型還元めっきである無電解ニッケルめっきはその名のとおり電気を使用せず、
めっき液と浸漬した被めっき物との還元反応を利用し行います。
つまり液に浸かった時点でめっき被膜の生成が始まります。
それゆえに膜厚の均一性など無電解ニッケルめっきの長所を保有できるのですが、
めっきを着けたくない箇所へは完全にめっき液に触れないようマスキングを行わなければならず難儀してきました。
ペンキ液の中に製品をどぶ漬けするイメージをするとわかりやすいかもしれません。
ペンキ液であれば漬けたくない箇所をマスキングテープや簡易なコーティングで覆うことが出来るでしょう。
しかし、無電解ニッケルめっき液は強酸であり、
液温90℃前後まで上がります。
その前工程であるめっき前処理である高温のアルカリ脱脂、
塩酸浸漬、電解脱脂などの様々な条件でも剥がれないマスキングである必要があります。
弊社でも無電解ニッケルめっきをご要望で一部はめっきを着けたくないという内容をお受けするたび、
様々な方法で苦労と工数を重ね行ってきました。
そんな折、弊社の㊙技術となりますので詳細は割愛させていただきますが、
トライアルを重ねた結果、
下記写真の加工品が完成しました!
自己触媒型還元めっきである無電解ニッケルめっきはその名のとおり電気を使用せず、
めっき液と浸漬した被めっき物との還元反応を利用し行います。
つまり液に浸かった時点でめっき被膜の生成が始まります。
それゆえに膜厚の均一性など無電解ニッケルめっきの長所を保有できるのですが、
めっきを着けたくない箇所へは完全にめっき液に触れないようマスキングを行わなければならず難儀してきました。
ペンキ液の中に製品をどぶ漬けするイメージをするとわかりやすいかもしれません。
ペンキ液であれば漬けたくない箇所をマスキングテープや簡易なコーティングで覆うことが出来るでしょう。
しかし、無電解ニッケルめっき液は強酸であり、
液温90℃前後まで上がります。
その前工程であるめっき前処理である高温のアルカリ脱脂、
塩酸浸漬、電解脱脂などの様々な条件でも剥がれないマスキングである必要があります。
弊社でも無電解ニッケルめっきをご要望で一部はめっきを着けたくないという内容をお受けするたび、
様々な方法で苦労と工数を重ね行ってきました。
そんな折、弊社の㊙技術となりますので詳細は割愛させていただきますが、
トライアルを重ねた結果、
下記写真の加工品が完成しました!
文字の箇所には無電解ニッケルめっきは付着していません。
まだまだ試行が必要ですが、
簡単な形状の単品物であればご対応可能です。
※ご要望が御座いましたら一度お問い合わせください