めっきの厚さと耐久性の関係

めっきの厚さと耐久性の関係

金属製品の耐久性を高めるために欠かせない「めっき」。
その性能を最大限に活かすためには、適切なめっき厚さの選定が重要です。
しかし、「めっきは厚ければ厚いほど良い」という考え方は、必ずしも正しくありません。
適切な厚さを選ぶことで、耐摩耗性や耐食性を最大限に発揮させることができます。
ここでは、めっきの厚さと耐久性の関係について詳しく解説します。

1. 厚すぎるめっきのリスク

めっきを厚くすることで耐久性が向上するケースもありますが、
過度に厚くすると、
皮膜の靭性が低下し、
内部の応力に耐えられなくなっためっき皮膜に
大きな亀裂 (ヒビ割れ・クラック)が生じてしまいます。

2. 適切な厚さの選定
 
用途に応じて最適な厚さを設定することで、
めっきの性能を最大限に引き出すことが可能です。
例えば、自動車部品や工業機械のように摩耗や衝撃にさらされる部品には、
適切な厚さの硬質クロムめっきを施すことで、
長期間の耐久性を確保できます。
一方で、装飾目的のめっきであれば、過度な厚みは不要で、
外観の美しさを優先した設計が求められます。

3. 環境に応じた厚さの調整
 
めっきを施す部品の使用環境も、厚さ選定に大きく影響します。
例えば、海岸近くや高湿度環境では、通常よりも厚めのめっきを施すことで、
耐食性を向上させることが可能です。
逆に、屋内で使用される部品であれば、最小限の厚さでも十分な耐久性を確保できます。

4.最適なめっき厚さを選ぶために
 
「めっきは厚いほど良い」とは限らず、用途や環境に応じた適切な厚さの選定が重要です。
適正な厚さのめっきを施すことで、耐久性を高めながら、
コストや品質を最適化することができます。




5.最適なめっき厚さをご提案します

株式会社遠州クロムでは、お客様の用途に応じた最適なめっき厚さのご提案を行っております。
「どのくらいの厚さが適切かわからない」「より長持ちするめっき処理をしたい」
といったご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。