めっきの起源

めっきの起源

めっきの起源はとても古く、
その歴史は3500年前に遡ります。
紀元前1500年頃、
現在のイラクにあたる旧メソポタミア北部のアッシリアで金属の腐食を防ぐためにすずめっきが行われていた記録があります。
紀元前700年頃になると東ヨーロッパの遊牧民族がアマルガム法※1で青銅に金めっきを行っていました。
紀元前500年頃になると中国で青銅器に金めっきを行っていた記録があります。
現代では当たり前に目にするめっきですが、
遥か昔から人々の生活に深く関わっていたようです。

 
アマルガム法※1  水銀に金などの金属を混ぜ合わして溶かし込み表面に塗り、熱によって水銀を蒸発させるめっき技法